株式会社アームレックスは、内装解体工事・特殊解体工事などを手掛ける、解体工事会社です。
(https://armrex1188.com/)
「協力会社の皆様と共に成長する」をモットーに、会社の垣根を超えた繋がりを大切にし、日々成長を続けています。
2019年の着工件数は 370件を上回り、世代の若いスタッフの活躍ぶりに目が離せません。
今回は現場の方々が着用する作業服や、内勤の方が使うエプロンなどを、制作させていただきました。
デザイン性、機能性共に工夫を凝らしたユニフォームのリニューアルによって、いろいろな変化があったようです。
今回はユニフォーム制作を担当された川上さんに、制作時のこだわりなどをお聞きしました。
神蔵店主の制作秘話も紹介。
「オリジナルユニフォームを作りたい」
「作業服をカスタマイズしたい」
…とお考えの方は、ぜひ参考になさってください!
作業着をオーダーした経緯
川上さん:これまで着ていたユニフォームが破れたり汚れたりしてきたため、会社で「新しく作り直そう」という話になりました。
以前の作業服も神蔵で購入したものだったので、リニューアル時も依頼しました。
作業着をオーダーするにあたり、社内でプロジェクトが立ち上がり、担当者の募集が合ったのです。私が今回のリニューアルに携わることにしたのは、これまで服のデザインに関わったことがなく、シンプルに「面白そう」と感じたためです。
社内で私を含めた3人が担当することになりました。
他の2人も同じ気持ちだったようで、会社から「社名を入れることだけが条件、それ以外はお任せ」と言われ、オリジナルのマークの制作などアイディアを出し合いました!
社員全員が着るからこそ!新ユニフォームには思い入れがたくさん
今回神蔵で作っていただいたのは、
- ポロシャツ4種(カーキとキャメル色)
- 厚手のシャツ
- 内勤者用エプロン
…の3点です。
特にポロシャツとシャツは自分たちが着用するものなので思い入れがあります。
既製品に、会社のロゴを胸元に刺繍してもらったのですが、肩には作業服制作担当の3人で考えたオリジナルのマークを入れてもらいました。
このマークは3人で意見を出し合い、舞さんからアドバイスをいただきながら試行錯誤して作ったものです。
会社のロゴからパーツを組み合わせてみたり、他の社員にも色や大きさについてアンケートをとったり。
実はこのマークはアームレックスの頭文字「A」と、現場で使う道具の「バール」を組み合わせたデザインになっていて、とても気に入っています。
社員の意見を取り入れて、汚れが目立ちにくくお洒落なカーキとキャメルの2色展開にしたのですが、どちらもこのマークがアクセントになっていて、非常にカッコイイ仕上がりになっていると思います。
完全オーダーメイドではなく、既製品をカスタマイズしてもらう形で進めました。
見た目だけではなく、生地にもこだわっています。
お店に足を運んで、店主の忰山さんにおすすめしていただいた製品がベースになっていて、リニューアルにあたり改善点も社内アンケートで洗い出しました。
私たちの仕事は内装解体の仕事で、作業をしていると腕の周りが鉄のスクラップなどに引っ掛かりやすく、服が破けやすいのです。
また、解体したガラを担いで運ぶこともあるので、肩の部分が擦れてしまったり、気になる点はいくつかあったのです。
そうした点を神蔵さんに相談し、厚めで丈夫な生地のシャツを選んでいただきました。
着てみても、破れやすさは改善されていると感じています!
作業着オーダー、デザインへのアドバイス
自分たちで考えたマークを、忰山さんに送り、そこからイラストレーターでデータを起こしてもらいました。
最終決定まで、50〜60個くらい考えたと思います。(笑)
刺繍をする位置も、製品の縫い目に重ならない箇所が良いなど長く使えるものにするためのアドバイスをいただきましたね。
ほつれや破損の防ぎ方や、それに伴った作り方などはわからないため、専門家の視点で教えてもらえたのは助かりました!
それからバックオフィスメンバー用にエプロンも作り、その時もロゴの位置をどこに入れるかなどご提案いただきました。
ポケットの位置に刺繍を考えていましたが、そうするとポケットが閉じてしまうようで(笑)
胸の位置に刺繍することにして、デザイン的にも機能的にも良いものに仕上がりました!
神蔵でのユニフォーム制作なら、はじめて作業着オーダーでも安心して依頼できると思います。
【店主談】アームレックスさんの作業着制作について
今回のユニフォームについて、店主の忰山からも制作秘話を聞きました。
求める機能に合った生地を提案
忰山:腕まわりや肩が破けやすいというお悩みがあったので、現場で着るポロシャツは厚手で肩の生地が補強されているものを選びました。また、汚れにくさも生地選びの選定基準でしたね。
今回はTSデザインさんの製品をご提案しました。
国産の生地の特徴として、素材のムラが少ないことが挙げられます。
日本製の生地は、まんべんなく均等に統一された生地が多い印象があります。
この仕事を長くやっていますが、個人的に…
結局製品の価格と、繊維のクオリティは比例していると思っています。
同じようなものでも、耐久性が弱かったり、ベースとなる生地はとても大事です。
海外製の生地に比べ、日本製は繊維のピッチ、つまり何本の糸が通っているかまで管理されているのだろうと思います。
ピッチが粗い生地だと、わかりやすい例では1回選択すると縮んでしまったりしますね。
例えばジーンズ。
海外製品はノンウォッシュで出荷されるものが多いです。
ノンウォッシュのジーンズは洗うと結構縮んでしまって、サイズが合わなくなることがあります。また、ジーンズであれば、膝の部分の抜けやすさ(ほつれや穴が空く現象)も変わりますね。
超カワイイ!バックオフィス用エプロン
アームレックスさんのエプロンは、かなりアパレルっぽくてかわいいエプロンを作らせてもらったなと、とても記憶に残っています。
10着くらい納品させていただきましたが、ポケットが細かく分かれていて、様々なサイズの物が収納できます!
事務の方や、現地調査に行かれる施工管理の方などがご利用いただいているようです。
デニムの色合いがとてもよくて、使い込んだらさらに味のあるいい色になると思います。
愛着が持てると良いなと思いながら刺繍させていただきました。
マークのデザインも対応
神蔵は作業着屋さんなのですが、よくロゴマークの制作も頼まれるんです(笑)なぜか(笑)
ヘルメットを作ったり、作業着をオーダーいただく際に、ロゴが無かったりすることがあるんですよ。そういう時にもイラストレーターでいくつかデザインを起こして提案しています。
今回のアームレックスさんの、作業着に付けたマークも、川上さんたちが考えたマークの画像をいただいて、それを元にイラストレーターでトレースして刺繍できるようにデータを作成しました。
大きさや、入れる位置も一緒に考えて決めています。
気に入っていただけたようで嬉しいですね!
作業着のオーダーは、既製品のカスタマイズ、フルオーダーメイドどちらも対応可能です!
神蔵では、様々なメーカーの作業着を取り扱っています。
新座市野火止にある店舗、また、ECサイトでの販売や、遠方のお客さまからのオーダーの受付も行っています。(電話、LINEでのお打ち合わせで制作)
オーダーメイドだけでなく、カスタマイズにも対応していますので、ぜひお気軽にお問合せください。